インテル、宮市同僚の16歳神童獲得へ

Uー16ドイツ代表司令塔シュレック レアル、チェルシーと争奪戦か

 セリエAインテルが、超新星の獲得に動いている。アーセナルを退団したFW宮市亮が加入したドイツ2部のFCザンクトパウリに所属する16歳のドイツ人MFサム・フランシス・シュレックの獲得の打診を行ったことがわかった。
 
 独地元紙「ビルト」によれば、このドイツの逸材にはヨーロッパ各国から触手が伸びており、その中にはレアル・マドリードやチェルシーの名前が含まれている。 
 しかし、16歳のシュレックは、伊地元メディア「カルチョメルカート・コム」に対し「インテルが僕を欲しがっている」とセリエAの名門が獲得に動いていると説明。名門同士の争奪戦の中でもミラノの雄が積極的な動きを見せているようだ。
 昨季はザンクトパウリのU-17カテゴリーで24試合に出場し、6得点7アシストという成績を残した。U-16ドイツ代表のシュレックは自らを「ピッチの中央でプレーする背番号10のミッドフィールダー」と語っている。
 「好きな選手はネイマールで、僕のアイドルだ。最近のインテルの選手で言えば、ジェルダン・シャキリが好きだ」とも話しており、変幻自在のフェイントで相手を惑わすネイマールやスピードのあるシャキリ同様、ドリブルが大きな武器の一つだという。
 
 昨季はリーグ戦8位に終わったインテル。今オフはフランス代表MFジョフレイ・コンドグビアやブラジル代表DFミランダといった即戦力を補強し、復活の狼煙をあげようとしている。その一方で、16歳の神童獲得で将来への投資も積極的に行う方針のようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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