アーセナルが“今季1冠目”を手にした。18日、シンガポールで行われた親善試合バークレー・アジア・トロフィー決勝のエバートン戦で3-1で勝利を果たし、優勝した。
　アーセナルは定番の4-2-3-1システムでスタート。GKはチェルシーから移籍してきたチェコ代表チェフ、4バックは右からベジェリン、コシエルニー、チェンバース、ギブス。ダブルボランチはカソルラ、ウィルシャーのコンビで、攻撃的MFはラムジー、エジル、ウォルコットで、1トップにはジルーが入った。
　高温多湿の熱帯夜の戦いは前半22分に試合は動く。カソルラから絶妙なパスに快足を飛ばしたウォルコットが相手DFと競り勝ち、ゴール右に先制点を沈めた。後半13分にはCKのチャンスからカソルラが追加点。その4分後にはエジルがカソルラとのワンツーから鮮やかにゴール。3-0とリードを広げた。
　後半30分にエバートンのイングランド代表MFロス・バークリーのゴールで1点を返されたが、試合は3-1で勝利。アーセナルがアジアツアーで凱歌を上げた。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web

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