練習試合に出場のインテル長友 ガゼッタ紙は「さよならの挨拶」

後半から出場も、前半が主力組

 インテルの日本代表DF長友佑都は15日のカプリとの練習試合の後半から4-4-2システムの右の攻撃的MFで出場したが、去就問題が浮上しているダイナモは「さよならの挨拶のようだった」と報じられた。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」がレポートしている。
 マンチーニ監督は、前半に守護神ハンダノビッチや新戦力のコンドグビアら主力組の投入し、4-3-1-2システムで戦った。後半4-4-2システムで戦い、長友は中盤の右サイドに入った。
 記事では「ほぼ最終的な方向性を示した。サントンと長友(4-4-2の右MF)、2人はさよならの挨拶をするかのようだった、モントーヤはスタメンだが、もっと守備を学ばなければならない」とした。長友と左サイドバックに後半から入ったダビデ・サントンの2人は、ラストゲームのように報じられている。
 長友にはウェストハム、ウェストブロミッチ、シャルケ、リールなどが獲得に乗り出しており、クラブ側は放出に前向きと報じられる一方、長友は残留を熱望していた。バルセロナから期限付き移籍中の右サイドバック、モントーヤは後半から出場。スタメンと評価される一方、守備力に難があると報じられている。
 残留の意向を何度も示しているが、長友に関する移籍報道は終わりを見ない状況になっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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