NYCFC新加入のランパード ファン20人を試合に招待

チケット代6万1500円を自腹 ジェラードはファンにビールご馳走

 ニューヨーク・シティFCに新加入した元イングランド代表MFフランク・ランパードが新天地でもファンの人気を集めている。英地元紙「ガーディアン」によれば、12日に行われたトロントFCとの試合(4-4)で、スコットランドからアメリカを訪れていたファン20人のために、500ドル(約6万1500円)分のチケットを自腹で購入。試合に招待したという。
 今回試合に訪れた20人はそれぞれユース年代のコーチを務めており、ニューヨーク・シティの練習場および施設見学のツアーに参加していた。そこでランパードや元スペイン代表FWのダビド・ビジャと交流する機会を持った際に、グループのうちの一人が試合のチケットを希望すると、ランパードが驚きの行動に出た。優待チケット4枚のほかに、16枚のチケットをその場で購入し贈呈したという。
 7月4日に行われたLAギャラクシー対FCトロントの一戦では、こちらも新加入のMFスティーブン・ジェラードがサポーターズグループに対し、ビールを無料提供するという盛大なファンサービスを行っていた。元イングランド代表のスター2人は、リーグデビューを飾っていないにも関わらず、29日にトットナムと親善試合を行うMLSオールスターチームにコミッショナー特別枠で選出。粋な計らいでファンの心をがっちりつかんだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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