岡崎の新天地での指揮官が決定 ラニエリがレスターの監督に就任

注目が集まる岡崎の起用法

 日本代表FW岡崎慎司が新加入したプレミアリーグのレスター・シティは、クラウディオ・ラニエリ監督の就任をクラブの公式サイトで発表した。同時に、契約期間が3年間であることも発表されている。
 先月、前任のナイジェル・ピアソン監督が解任されて以来、後任監督にさまざまな名前が浮かんでは消えていった。だが、64歳のイタリア人監督にクラブの命運を託すことになった。ラニエリ監督はインテルや、ユベントス、ローマといったイタリアのビッグクラブに加え、欧州の主要なリーグのほとんどで監督経験を持つ大ベテラン。プレミアリーグでもチェルシーで2000 年から4シーズンの指揮を執った。直近では、2014年ブラジルワールドカップ後にギリシャ代表監督に就任していたが、同年11月に成績不振によって解任されていた。
 就任にあたり、クラブの公式サイトを通じて、「私はレスターシティのような偉大な伝統があるクラブで働けることを非常に喜んでいます。私は多くのトップリーグ、多くの偉大なクラブで働いてきたが、私はチェルシーを去ってから、再び世界最高のリーグで仕事をするチャンスを夢見ていました」とコメントを発表している。
 ラニエリ監督は、過去に率いてきたクラブでは、現実的なサッカーで一定の成績を収めてきた。挑戦者としての立場が色濃いレスターでは、どのようなサッカーを展開するのだろうか。そして岡崎の評価と起 用法がどうなるのか、注目が集まる。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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