J2千葉でスタッフを務めるララ氏が同胞のJリーグ挑戦について言及

　元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタと同FWフェルナンド・トーレスの移籍決定により、Jリーグは世界から脚光を浴びている。スペイン紙「マルカ」は、現在J2ジェフユナイテッド千葉でアカデミーダイレクターを務めるスペイン人指導者のホセ・マヌエル・ララ氏を直撃。“無敵艦隊”の黄金期を支えた二人の日本挑戦を展望している。

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　2010年から15年までレアル・マドリードの下部組織で監督を務め、17年から千葉のアカデミーダイレクターを務めるララ氏。記事では、イニエスタとトーレスがすぐに日本のサッカーに馴染むことができるのか、という質問に対して持論を述べた。

「彼らは適応するのにそれほど長く厳しい時間を過ごすことはないだろう。そう言い切れる理由は、彼らのボールタッチの精度にある。トーレスに関しては特に、日本で活躍するストライカーはアウトサイドからボールを供給されることが多いため、すぐに適応できるだろう」

　また、先発の座を勝ち取れるかについては、「彼らの持つ認識力と経験に基づけばなんの問題もない」と断言。また、トーレスの得点王への可能性については「それを目指すうえで、一つは言葉への順応が必要となるだろう。今季はそのような新しい文化に慣れる時間に充てることになる」と指摘している。

　世界最高峰で戦い続けてきた二人のスーパースターは、初挑戦のJリーグでも、すぐにファンの期待に応えるパフォーマンスができるとララ氏は考えているようだ。