ジェラードの後継者が正式決定へ ナンバー8の赤き闘志を引き継ぐ「14」

ヘンダーソンが次期キャプテンに

 リバプールの次期キャプテンにMFジョーダン・ヘンダーソンが正式に任命されることを、英地元紙「テレグラフ」が報じている。
 昨季副キャプテンを務めたヘンダーソンは、MFスティーブン・ジェラードの負傷離脱中に主将として圧倒的なキャプテンシーを披露。シーズン中盤戦の13試合10勝3分という快進撃の原動力となった。
 昨季はアメリカMLSのLAギャラクシーへの移籍が決定しているジェラードにとってラストシーズンとなったが、最終的にはトップ4を逃し、欧州チャンピオンズリーグへの出場権を逃す結果に。ヘンダーソンの新キャプテン就任の発表も滞っていたため、今夏マンチェスター・シティから新加入したMFジェームズ・ミルナーが主将の座に就くのではないかという憶測も飛びかっていた。
 しかし近々、ヘンダーソンのキャプテン就任が正式発表される見通しであることが明らかとなり、晴れてジェラードの後継者としてチームをけん引することになると伝えられている。
 2012年には、当時フルハムに所属していたFWクリント・デンプシーとのトレード要員として放出目前だったと伝えられているが、そこから不屈の精神で指揮官の信頼を勝ち取り、クラブのレジェンドである背番号「8」の後継者として任命されることになりそうだ。
 昨季終了直前にクラブと新契約を結んだ背番号「14」が、新キャプテンとして、英雄去りしリバプールの新章を築いていくことになるだろう。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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