W杯決勝進出も… モドリッチがC・ロナウドのレアル退団に悲痛「唯一無二だった」

モドリッチは、クリスティアーノ・ロナウドのユベントス移籍に悲痛な思いを明かしている【写真:Getty Images】
モドリッチは、クリスティアーノ・ロナウドのユベントス移籍に悲痛な思いを明かしている【写真:Getty Images】

司令塔モドリッチ、絶対的エースの退団に「残念でならない」

 レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチは、“白い巨人”の絶対的エースだったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのユベントス移籍に悲痛な思いを明かしている。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が報じている。

 クロアチアは現地時間11日、ロシア・ワールドカップ(W杯)準決勝でイングランドと対戦し、延長戦の末に2-1で勝利。6試合連続で先発し延長後半14分までプレーした主将モドリッチは、同国史上初の決勝進出に大きく貢献したが、試合後、レアルの絶対的エース退団に悲痛な思いを明かした。

「僕の願望は、クリスティアーノの残留だった。彼は唯一無二の存在であり、去ってしまったことが残念でならない。僕はただ、彼がレアル・マドリードというクラブで成し遂げてきた全てのことに感謝している。マドリード戦を除く試合でベストなプレーを見せることを望んでいる」

 2009年にレアルに加入したロナウドは、リーグ優勝2回、UEFAチャンピオンズリーグ制覇4回、FIFAクラブワールドカップ3度など通算16個のタイトルを獲得。レアルでの通算得点数は451ゴールと、クラブ史上歴代最多記録を樹立している。

 そんな稀代のゴールマシンとモドリッチは、近年のレアル攻撃陣の中核を担う強力なホットラインを形成してきた。ロナウドの退団は、“10番”を背負う司令塔にも大きな影響を与える移籍劇になったのかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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