アザールが開幕前に決勝Tの勝ち上がりを予想、的中率の高さに注目集まる

　ベルギー代表FWエデン・アザールは、攻撃のキーマンとしてチームのロシア・ワールドカップ（W杯）準決勝進出に貢献しているが、大会前に予想した決勝トーナメントの行方が高確率で的中していることが話題を呼んでいる。英紙「デイリー・メール」が報じた。

　ロシアW杯も準々決勝までの日程を消化し、ベスト4が出揃った。アザールが主将を務めるベルギーも、ベスト8で優勝候補筆頭のブラジルを2-1で撃破し、1986年大会以来32年ぶりに準決勝に進出。悲願の初優勝にあと2勝に迫っている。そんななか、アザールが事前に公表していた決勝トーナメント予想の的中率の高さに注目が集まっている。

　アザールは開幕直前の6月12日に自身の公式インスタグラムで決勝トーナメントの行方を予想。グループリーグ突破チームも、16チーム中12チームを当てている。また、ベスト8進出チームは6チームが的中。ベスト4に関しては3チームを当てているのだ。

　そして驚異の的中率を見せるアザールの決勝カードの予想は、ベルギー対イングランド。優勝チームはもちろん母国としているが、準決勝2試合の勝者をも当ててしまうのか、注目を集めそうだ。

　ちなみに、ベスト16における母国ベルギーの対戦チームはポーランドと予想しており、数少ないハズレの一つとなった。日本が見せた躍進は、”予言者”アザールでも的中は困難だったのかもしれない。