マルティネス監督は6.5点評価「停滞していたチームを一変させた」

　その一方で、敵将のマルティネス監督には「6.5点」という合格点が与えられており、「交代が正しかった。フェライニとシャドリを投入し、やる気もなく、停滞していたチームを一変させた」と称賛している。

　後半20分にMFヤニック・カラスコとFWドリース・メルテンスに見切りをつけると、MFマルアン・フェライニとMFナセル・シャドリを同時投入。後半24分にDFヤン・ヴェルトンゲンのゴールで反撃の狼煙を上げると、フェライニとシャドリがそれぞれゴールを決めるなど、采配は冴え渡った。

　交代策が成功し、2大会連続でベスト8に駒を進めたベルギー。勝者となったマルティネス監督は称賛され、敗軍の将となった西野監督には厳しい視線が注がれている。