「みんな死に物狂いで帰らないと…」 DF長友が“決勝弾献上シーン”の問題点を指摘

数的劣勢を強いられた対応を分析「走力自体も違った」

「90分の最後に相手があれだけの走力を使って前に出てきた。僕らは戻れなかった。その走力自体も違いましたね」

 延長の可能性が見え始めた後半アディショナルのチャンスにベルギーは全力を注いだ。結果的に日本の選手たちは戻り切れず、劇的な決勝弾を奪われる形となった。長友は「後ろにいる僕らが防ぎきれたら問題ないんだけど……」と繰り返しながらも、戻りの遅さが失点の一因と指摘する。

「あそこ、みんな帰らないと。死に物狂いで帰らないと、やっぱり点を取られてしまう」

 勝負どころで如実に現われた走力の差。それが両軍の残酷なコントラスを描く大きな要因となった。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド