西野ジャパンの勇気ある奮闘に韓国メディア感銘 「拍手を受けて当然」「完璧な試合」

韓国メディアが日本の戦いぶりに感銘をうけている【写真:Getty Images】
韓国メディアが日本の戦いぶりに感銘をうけている【写真:Getty Images】

2点のリードを奪った後も守備的な戦いを選択しなかった日本を評価

 日本代表は現地時間7月2日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でベルギー代表と対戦。FIFAランキング3位の強豪相手に一時2点のリードを奪ったが、猛攻を防ぎきれずに3失点を喫し、2-3でベスト16敗退となった。それでも、アジア勢唯一のグループリーグ突破を果たし、ベルギーを追い込んだ西野ジャパンの戦いぶりに、韓国メディアも「拍手を受けて当然」「完璧な試合」と称えている。

 日本は後半3分、右サイドを抜け出したMF原口元気がサイドネットに強烈な一撃を突き刺すと、その4分後にはMF乾貴士が無回転ミドルを決めて、ベルギーから2点のリードを奪った。その後、後半24分と29分に立て続けに得点を奪われ、後半アディショナルタイムに決勝ゴールを被弾したが、世界屈指の強豪を追い詰める戦いには韓国メディアもすかさず反応した。

 韓国のニュース総合サイト「ノーカットニュース」は、「敵将も驚く日本のパフォーマンス…“完璧な試合を繰り広げた“」と見出しを打って特集。初のベスト8進出に手をかけながら約30分間に3失点を喫したことを「夢は叶わなかった」と表現しつつ、「ベルギーにもほとんど押されることのないパフォーマンスを見せつけた」と報じている。

「グループリーグ最終戦で負けているなかでボールをパスしながら時間を潰し、世界を驚かせた日本が今回は素晴らしいパフォーマンスを見せ、違う意味で世界を驚かせた。この日の日本は拍手を受けて当然だった。2ゴール差のリードをしても守備に下がることなく、攻撃的に乗り出して得点を狙った。脅威となる場面も何度か作った」

 決してひるまず、最後まで得点を狙いに行った西野ジャパンの姿は、韓国メディアも感銘を受けたようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング