西野JがW杯に爪痕 ベルギー対日本で生まれた「今大会決勝T最多」のデータとは?

ベルギー対日本で生まれた「今大会決勝T最多」のデータとは?【写真:Getty Images】
ベルギー対日本で生まれた「今大会決勝T最多」のデータとは?【写真:Getty Images】

ベルギー24本、日本11本 両軍合計シュート数35は今大会決勝トーナメント6戦目で最多

 日本代表は現地時間2日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でベルギー代表に2-3で逆転負けを喫した。白熱した打ち合いとなったシーソーゲームは、今大会の決勝トーナメントにおける記録をマークしたようだ。

 日本は立ち上がりから優勝候補のベルギー相手に互角の戦いを演じると、後半3分にカウンターからMF原口元気が先制点を奪取。その4分後にはMF乾貴士がペナルティーエリア手前から鮮やかなスーパーミドル弾を突き刺し、2点のリードを奪った。

 しかし、そこからギアを上げたベルギーは怒涛の猛攻で、後半24分、29分、そしてアディショナルタイムと日本のネットを揺らし、壮絶な打ち合いを制した。

 英メディア「Squaka News」はベルギー対日本戦後に公式ツイッターを更新し、「ベルギー(24本)と日本(11本)の両チーム合わせた計35本のシュートはラウンド16で最多のシュート数となる」と投稿。優勝候補相手に守備的に臨んだのではなく、真っ向勝負を挑んだ末の“デッドヒート”がデータからも浮かび上がる結果となった。

 日本史上初のベスト8進出こそ叶わなかったが、“デッドデビルズ(赤い悪魔)”相手に互角の戦いを演じた西野ジャパンは、ロシアW杯に確かな爪痕を残した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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