グループリーグ3試合にフル出場、ベルギーのタレント力を前に思い吐露

　日本代表は現地時間2日、ロシア・ワールドカップ（W杯）決勝トーナメント1回戦のベルギー戦に臨む。日本史上初のベスト8進出が懸かるなか、右サイドバックで先発出場が予想されるDF酒井宏樹は、ベルギーについて「笑っちゃうぐらい強いと思う」と吐露している。

　酒井は右サイドバックでグループリーグ3試合にフル出場を果たし、16強進出に大きく貢献した。酒井にとっては、初戦のコロンビア戦が大きなターニングポイントになったという。

「コロンビア戦の勝ち点3は大きかったですし、チームとしても個人としてもプレッシャーやストレスから解放された瞬間でした。普通のプレーができるようになったのは、セネガル戦から。そこがターニングポイントだった」

　16強で激突するベルギーとは昨年11月の国際親善試合で対戦しており、0-1と惜敗した。その試合にはワールドクラスのドリブル打開力を備えるMFエデン・アザール（チェルシー）が不在だったが、それでも酒井は「11月の時ですら、かなり凄いチームだった」と率直な思いを明かしている。

　FWロメル・ルカク（マンチェスター・ユナイテッド）をはじめ、MFケビン・デ・ブライネ（マンチェスター・シティ）やMFドリース・メルテンス（ナポリ）など強力なタレントを擁するベルギーに対して、「笑っちゃうぐらい強いと思う」と思わず本音を漏らした。