韓国メディアが“偏見”を覆した日本代表の底力を称賛 「ダークホースと認定させた」

韓国メディアが日本代表の底力を称賛している【写真:Getty Images】
韓国メディアが日本代表の底力を称賛している【写真:Getty Images】

日本はアフリカの雄セネガルに食らい付き、決勝T進出に近づく勝ち点1を獲得

 日本代表は現地時間24日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦でセネガル代表に2-2で引き分けた。アフリカの雄を相手に二度のビハインドをはね返し、決勝トーナメント進出に向けて大きな勝ち点1を獲得したが、日本の“永遠のライバル”である韓国メディアは「ダークホースと認定させた」と、その底力に着目している。

 日本は前半11分、GK川島永嗣のパンチングミスしたボールが相手のエースFWサディオ・マネに当たって先制点を献上したが、同34分にMF乾貴士の狙いすました一撃で同点。後半26分に再び勝ち越しを許すも、途中出場のMF本田圭佑が日本代表史上初となる3大会連続ゴールを決めて2-2のドローに持ち込んだ。

 不屈の粘りを示し、イタリアメディアが「日本は決して死なない」と称えるなど世界に感銘を与えたが、同じアジア勢としてW杯に出場する韓国も日本の戦いを報じている。

 韓国のスポーツ総合サイト「スポーツワールド」は、「諦めることを知らないスーパーサブまで保持する日本、幸運ではなく実力で得た勝ち点4」と見出しを打って特集を組んだ。「コロンビア戦でも後半に投入されて鋭いコーナーキックで決勝点をアシストした本田は、セネガル戦でも高度な一撃で日本のスタープレーヤーであることを立証した」と殊勲の本田に触れるとともに、ライバルとして鎬を削ってきた日本代表についても言及している。

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