【データ分析】柴崎の「仕掛けるパス」が生んだ戦術的柔軟性 日本の勝利の方程式は「ザック+ハリル」

コロンビア戦、日本代表で最も高いポイントを示していた柴崎岳【写真:Getty Images】
コロンビア戦、日本代表で最も高いポイントを示していた柴崎岳【写真:Getty Images】

データから見たコロンビア戦勝利の“陰の立役者”

 日本代表にとってロシア・ワールドカップ(W杯)初戦コロンビア戦の2-1での勝利は、結果だけを見ればこの上ないスタートを切ったと言える。気の早い話をすれば、次のセネガル戦にも勝てば、グループリーグ突破が決まる可能性が一気に高まるからだ。

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 W杯のような短期決戦では勢いが重要であり、初戦の勝ち点3はこれ以上ないアドバンテージになるはずだ。しかしグループリーグ突破後に、決勝トーナメントで一つでも二つでも勝利を積み上げるためにはラッキーボーイの存在、勝つための戦術、この大会にマッチしたスタイルも大事だ。

 この大会の日本代表のラッキーボーイは誰なのか、どのようなスタイルで戦っているのかを、データ分析会社「Instat」のデータを基に探っていきたい。

 試合は開始早々の3分に、大迫勇也が巧みに抜け出してシュート。一度は相手GKに防がれるもこぼれ球に反応した香川真司が決定的な一撃を放つと、コロンビアのカルロス・サンチェスがハンドで阻止し一発退場。香川がそのPKを決めて先制点を奪った。その後、前半39分にFKから失点したが、後半28分に本田圭佑のコーナーキックを大迫がヘディングで決めて決勝ゴールを奪う。2ゴールに絡んだ大迫こそが、この試合のラッキーボーイだったことは間違いない。

[DATA-1]コロンビア戦に出場した日本代表14選手の「Instat Point」【データ提供:Instat】
[DATA-1]コロンビア戦に出場した日本代表14選手の「Instat Point」【データ提供:Instat】

「Instat」社が攻撃に関するデータ、守備に関するデータから独自に算出したInstat Pointを見ると、この日の日本代表で最も高いポイントを示していたのは、後半35分に足を痛めて山口蛍に交代した柴崎岳だ。その後を香川、長友佑都、酒井宏樹が続き、大迫は5番目だった(DATA-1参照)。

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