スイス代表が苦境!? ジャカ&シャキリ、“政治的ゴールパフォーマンス”で処分の可能性

ジャカ(左)とシャキリのゴールパフォーマンスが物議を醸している【写真:Getty Images】
ジャカ(左)とシャキリのゴールパフォーマンスが物議を醸している【写真:Getty Images】

セルビア戦でコソボにルーツを持つ2選手が見せた行為が物議

 ロシア・ワールドカップ(W杯)のグループEで初戦にブラジルと1-1のドローを演じたスイスは、現地時間22日にセルビア相手に2-1で勝利を収めた。しかし、スコアラーとなったMFグラニト・ジャカ、MFジェルダン・シャキリ両選手のゴールパフォーマンスが物議を醸し、処分の可能性も浮上している。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

 試合は前半5分にFWアレクサンダル・ミトロビッチがゴールを奪ってセルビアが先制する。しかし、後半7分にスイスは背番号10のジャカが得意の左足でペナルティーエリア外から強烈なミドルシュートを叩き込み同点とした。

 そして迎えた後半45分、カウンターからエースのシャキリがゴール前までボールを運ぶと、左足で冷静に蹴り込んでネット揺らした。今大会26試合目にしてスイスが初の逆転勝利を果たしたチームとなった。

 歓喜の一方で、ジャカとシャキリのゴールパフォーマンスは議論を呼んでいる。両選手ともゴール後に、両手を開き、交差させて胸の前に掲げる独特の仕草を見せた。これはアルバニア国旗に描かれた旗に描かれた双頭の鷲を象ったもの。両選手がセルビアから独立し、人口の大半をアルバニア人が占めるコソボにルーツを持つことが関係している。

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