仏代表デシャン監督、順風満帆の2連勝を自画自賛 「グループ突破は大きな満足だ」

フランス代表のデシャン監督は、順風満帆の2連勝を自画自賛している【写真:Getty Images】
フランス代表のデシャン監督は、順風満帆の2連勝を自画自賛している【写真:Getty Images】

19歳ムバッペが挙げた1点を守り切ってグループリーグ2連勝

 フランス代表のディディエ・デシャン監督は、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦でペルーを1-0で下し、「グループ突破は大きな満足だ」と話した。フランス紙「レキップ」が報じている。

 フランスは前半34分に19歳のFWキリアン・ムバッペが先制ゴール。試合全体で見るとペルーにポゼッションを許す時間も長く、指揮官は「我々はボールを奪い返した後の局面で苦労し、特に後半はボールを持てなかった」と反省。一方で、「それはペルーも同じことだっただろう。2連勝は簡単なことではなく、グループ(リーグ)突破は大きな満足だ」と語った。

 デシャン監督は2-1で勝利した初戦のオーストラリア戦からスタメン二人を変更。特に、大会前のテストマッチで頭部に裂傷を負い、初戦の先発から外れたFWオリビエ・ジルーが復帰したことで前線にはポイントができた。W杯欧州予選をオランダやスウェーデンが同組の厳しい組み合わせから1位通過したチームの姿を取り戻しつつある。

 26日のグループリーグ第3戦デンマーク戦は1位通過をかけた試合になる。デシャン監督は「それが次の目標になる。世界を見渡しても、2連勝できるチームはそう多くない」と話した。苦戦を見せる強豪国が多いなか、1998年の自国開催で初優勝を果たしたチームで主将を務めた指揮官は、20年ぶりの頂点へ順調な歩みを見せている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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