主審がC・ロナウドのユニフォームをおねだり!? モロッコFW怒りの告発「ここはW杯だ」

主審のマーク・ガイガー氏【写真:Getty Images】
主審のマーク・ガイガー氏【写真:Getty Images】

0-1敗戦のモロッコ代表FWアムラバトが、ペペから聞いた話として試合後に語る

 ポルトガル代表は20日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦で、モロッコを相手にエースFWクリスティアーノ・ロナウドのダイビングヘッドで1-0と勝利を飾った。この試合を担当した主審はアメリカ人のマーク・ガイガー氏だったが、試合中にロナウドのユニフォームを“おねだり”した疑惑が浮上。モロッコ代表FWが怒りの告発をしている。

 オランダ生まれのモロッコ代表FWノルディン・アムラバトは試合後、オランダテレビ局「NOS」の取材を受けた。そして、ガイガー主審に対する疑惑を明かした。

「彼がこれまでどんなことをしてきたのか知らないけれど、とにかくクリスティアーノ・ロナウドに夢中でね。ハーフタイムに、(主審が)彼(ロナウド)のユニフォームをもらえないか聞いてきたと、ペペから聞いたんだ。なんの話だよ、いったい。ここはW杯だ。サーカスじゃないんだ」

 ガイガー主審は、レアル・マドリードで長らくロナウドと共闘していたDFペペを介して、スーパースターのユニフォームを手に入れようとしていたという。もしペペの発言が事実なら、中立的な立場でゲームを裁くべき主審が試合中に公私混同をしていたことになる。

 この試合に敗れたモロッコは2連敗となり、今大会から姿を消すことになったが、ポルトガル相手に堂々とした戦いを披露し、特に後半は相手陣内に釘付けにした。

「我々はポゼッションも決定機も上だった。彼らは守るばかりだった。ロナウドだって自陣に長い間いたぐらいだからね」

 主審に相手エースのサポーター疑惑が浮上した試合で無念の敗退。アムラバトは悔しさを露わにしていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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