「やっぱり感情出た」先制弾の香川 雄叫びの一方で「もうちょっと落ち着いたほうが…」

コロンビア戦、先制弾の香川真司【写真:Getty Images】
コロンビア戦、先制弾の香川真司【写真:Getty Images】

電光石火の攻撃で開始早々にPK獲得、日本の10番香川がゴール直後の心境語る

 日本の10番は、ため込んでいた鬱憤を歓喜の咆哮とともに晴らした。19日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦のコロンビア戦で2-1と勝利。開始わずか6分に先制のPKを決めたMF香川真司は、「やっぱり感情が出た」とゴール直後の心境を語っている。

 電光石火の攻撃だった。FW大迫勇也が裏に抜け出してシュートを放つと、GKに一度はじかれるも、こぼれ球に忍者のごとき素早さで反応したのが香川だ。抜け目なくシュートチャンスに顔を出してゴールを狙うと、相手MFカルロス・サンチェスが右腕でブロックする形となり一発退場。このプレーで獲得したPKで香川がキッカーを務め、冷静に沈めて日本が先制に成功した。

「サコがあれだけ粘ってくれて、僕の直観じゃないですけど、キーパーもはじくんじゃないかなというのがあった。本当にいいところにこぼれてきた。あれで決めればベストでしたけど、まぁでも結果論、あれで退場者が出て、一人少ない相手なんでチームとしては大きかった」

 コロンビアサポーターがブーイングでプレッシャーをかけるなか、緊張のPKを決め切った香川。「ちょっと(相手GKの)タイミングを外すというのは頭の中にあったので、相手も多分データが取れてなかったと思う。だからこそ使えるなと思った」と回想している。

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