世界三大スターに明暗 海外紙が格差指摘「ロナウドがメッシ、ネイマール打ち負かす」

(左から)メッシ、C・ロナウド、ネイマール【写真:Getty Images】
(左から)メッシ、C・ロナウド、ネイマール【写真:Getty Images】

ハットトリックのロナウドに対し、メッシとネイマールは不発

 ロシア・ワールドカップ(W杯)の初戦は、多くの波乱が巻き起こった。優勝候補が次々と躓き、決して前評判が高くなかった国が番狂わせを演じている。

 強豪のアルゼンチン、ブラジル、ポルトガルはいずれもドロー発進。だが、初戦のエースの出来は、はっきりと明暗が分かれた。アルゼンチン紙「クラリン」は、「ロナウドが、銀河の決戦でメッシとネイマールを打ち負かす」と、3カ国のエースを特集した。

 格下のアイスランド相手に1-1と引き分けたアルゼンチンは、FWリオネル・メッシのPK失敗が結果に大きく響いてしまった。残念ながら、世界最高の選手としての実力を発揮することはできなかった。また、ブラジルもスイスと1-1で引き分け、頼りのFWネイマールはこの試合でファウルを10回受けるなど、スイスの徹底マークに封じ込められてしまった。

 一方で、ポルトガルはスペインと3-3で引き分けたが、エースのFWクリスティアーノ・ロナウドは孤軍奮闘。イベリア半島のライバルから3ゴールを奪い、W杯史上最年長ハットトリックを達成した。

 2015年から3年連続でロナウド、メッシ、ネイマールの3人が年間最優秀選手の最終候補としてバロンドール争いを繰り広げてきた。今大会も、この世界三大スターの活躍に注目が集まるはずだが、初戦の出来にはコントラストがついてしまった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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