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長友、ガラタサライ完全移籍の交渉が頓挫 トルコ紙が指摘「インテルが狡猾な要求」
一度は合意に近づくも、黒字を出したいインテルが移籍金の引き上げを要求
日本代表DF長友佑都は来季の去就が注目されているが、ガラタサライへの完全移籍交渉が頓挫したという。トルコ紙「Star」が報じている。
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長友は今年1月、7年間過ごしたインテルからトルコの強豪ガラタサライへ期限付き移籍。加入から15試合連続スタメン出場を果たすなど、3年ぶり21回目のリーグ優勝に大きく貢献した。
期限付き移籍は今年6月末までとなっており、ガラタサライは長友の完全移籍に向けて動いていた。記事によれば、一度は移籍金200万ユーロ(約2億6000万円)から300万ユーロ(約3億9000万円)の間で合意に近づいたが、それが白紙に逆戻り。その理由は、インテルがファイナンシャル・フェアプレー制度に対する赤字額がかさんでいる問題で、選手の補強と売却でトータル4200万ユーロ(約55億円)の黒字を出さなければならないためだという。
そのため、インテルは移籍金の引き上げを要求。記事では、長友の「来季もガラタサライでプレーしたい」という言葉が利用されているとして、インテル側の態度を批判している。さらに、「今までもイタリアのチームは狡猾な要求をしてきた」ともしている。
長友は19日にロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦のコロンビア戦を控えている。仮に交渉がまとまってもメディカルチェックなどを含めて全条件が整うのは大会後になるが、ガラタサライ残留に暗雲が立ち込めているのは間違いないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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