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アルゼンチン代表監督、首位通過もチームの出来に苦言 「退屈だった」
22年ぶりの南米王者に向けて前進も…
アルゼンチン代表を率いるヘラルド・マルティーノ監督が、1-0で勝利した南米選手権のジャマイカ戦のパフォーマンスに「退屈だった」と試合後の記者会見で苦言を呈した。大会公式ウェブサイトで指揮官の言葉が伝えられている。
グループBの3試合を2勝1分で終え、グループ首位通過を決めても指揮官に満足した様子はなかった。リオネル・メッシ(バルセロナ)、セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)ら豪華な攻撃陣をそろえたが、攻撃陣は格下ジャマイカ相手にわずか1得点に終わった。
指揮官も「前半の出来は申し分なかったと思う。早い時間帯にゴールを奪い、さらに4つか5つのゴールチャンスを作った。ジャマイカの攻撃にもうまく対処した」と、前半のプレーに関しては上々の評価を与えている。しかし、アルゼンチンは結局追加点を奪えないまま、試合終了のホイッスルを迎えた。
「後半は退屈だった。我々はだらだらとボールキープをしているだけで、オンザボールの動きはのろく、パススピードを欠いていた」
1993年大会以来、22年ぶりの南米王者を目指すアルゼンチンだが、チームには不安が漂う。気持ちを新たに決勝トーナメントに臨みたいところだろう。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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