長友が告白「ルール違反した」 香川のゴールに感激で大胆行動「嬉しいあまり…」

日本の10番に戻った「普通の笑顔」 長友も期待「W杯もこの調子のまま行って」

 西野体制の初陣となった5月30日のガーナ戦(0-2)、6月8日のスイス戦(0-2)はいずれもベンチスタートとなった香川。ポジション争いでもFW本田圭佑が一歩リードしていたなかでパラグアイ戦を迎え、文句なしの結果を残して見せた。香川が復活のゴールを決めた際、長友はある“違反”を犯していたという。

「やっぱり自信を持ってW杯を迎えてほしいという気持ちがあって、(ゴールを取った時)嬉しいあまり、昨日はグラウンドの中に入っていた。点を取ったあとにルール違反していた」

 香川がゴールを決めた際、ベンチから一気に飛び出して喜びを露わにしたのが長友だった。ベンチにゆっくりと駆け寄った香川は、その長友と歓喜の抱擁をかわしたが、感激のあまりにグラウンドの中に入り過ぎてしまったようだ。

「代表で10年間一緒にプレーしてきて、彼が点を取った笑顔、終わった後に彼の普通の笑顔が出てきた。W杯もこの調子のまま行ってほしいなと思う」

 10番に戻った“普通の笑顔”――。それを誰よりも喜んでいたのが長友だった。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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