「W杯への準備は完了」 復活の10番・香川を英公共放送が称賛「偉大なフォーム!」

西野ジャパン初勝利の立役者となった香川を、イギリスの「BBC」が称賛している【写真:Getty Images】
西野ジャパン初勝利の立役者となった香川を、イギリスの「BBC」が称賛している【写真:Getty Images】

2アシストに加え、華麗なダブルタッチからゴールを決めて西野J初勝利の立役者に

 日本代表MF香川真司(ドルトムント)は12日の国際親善試合パラグアイ戦にトップ下で先発出場。MF乾貴士(ベティス)との好連係から2アシストを挙げたのに加え、試合終了間際には自らもゴールを決める活躍で4-2の勝利に貢献した。英公共放送「BBC」公式ツイッターではかつてマンチェスター・ユナイテッドでプレーした背番号10を「偉大なフォーム」と称賛している。

 エースナンバー10を背負う男が“逆襲”に成功した。後半6分、西野朗監督体制となっての初ゴールを香川がお膳立て。攻め上がったDF昌子源(鹿島アントラーズ)の縦パスを受けると、ワンタッチで乾にパス。そして、乾が左サイドからカットインして右足インフロントで豪快な同点ゴールを決めた。

 後半18分にも再び香川と乾のホットラインが開通。右サイドのFW武藤嘉紀(マインツ)からのパスを香川が右足で巧みにフリックし、走り込んだ乾が右足でしっかりと仕留めた。

 そして、3-2で迎えた試合終了間際にはドリブル突破でペナルティーエリアに侵入し、ダメ押しの4点目をゲット。香川は南米の強豪パラグアイを相手に軽快な動きを見せ、1得点2アシストと輝きを放った。

 フットボールの母国イングランドも香川の躍動を速報。英公共放送「BBC」公式ツイッターでは、「日本のワールドカップへの準備は完了。そして、Shinji Kagawaは最終戦で偉大なフォームだった!」と称賛している。

 決定機を外す場面もあったが、後半アディショナルタイムに見せた華麗なダブルタッチからの一撃は、ユナイテッド時代に偉大な名将アレックス・ファーガソンに見出された才能の輝きだった。

 右足首の故障で今季後半戦を長期離脱した香川は、最高の形で本大会に乗り込むことになる。

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