スウェーデン英雄、イブラヒモビッチW杯不選出を支持 「グループにとって良いこと」

「チームやスカッドのことに集中できる」

「彼はスウェーデンが生んだ最高の選手だ。彼(イブラヒモビッチ)について疑問が出るのはおかしなことではない。しかし、(招集しなかったことは)このグループにとっては良いことだと思う。これで彼らはチームやスカッドのことに集中できる」

 マンチェスター・ユナイテッドでプレーしていたイブラヒモビッチは2017年4月のUEFAヨーロッパリーグ・アンデルレヒト戦で右膝前十字靭帯損傷の重症を負った。7カ月後の同年11月にスピード復帰を果たしたが、その後は完全復調とはならず、2018年3月に契約解除して米MLS(メジャーリーグサッカー)のLAギャラクシーへ移籍していた。

 ラーション氏は「怪我をする前の、フィットした状態のズラタンならば、世界中のあらゆる監督が(W杯へ)連れて行くだろう。だが、そうではない」と重症の影響でイブラヒモビッチがトップパフォーマンスにないとの指摘もしている。

 スウェーデンは2006年ドイツ大会以来3大会ぶりのW杯出場となる。長く代表を牽引したカリスマ不在のなかでどのような結果を残すのか注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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