本田は「日出ずる国の永遠のスター」 海外メディアがライバル香川との“共存”に言及

海外メディアは、本田のカリスマ性を高評価している【写真:Getty Images】
海外メディアは、本田のカリスマ性を高評価している【写真:Getty Images】

スイス戦ではトップ下に入るも不発 しかし、海外メディアはそのカリスマ性を高評価

 日本代表は現地時間8日に国際親善試合スイス戦で0-2と完敗を喫した。4-2-3-1のトップ下に入ったFW本田圭佑だったが、見せ場は少なく、後半31分にポジションを争うライバルであるMF香川真司との交代でピッチをあとにした。西野ジャパン初陣となったガーナ戦に続いて結果を残せなかった背番号4には厳しい目が向けられているが、海外メディアは「日出ずる国の永遠のスター」とそのカリスマ性にフォーカスしている。

 本田はスイス戦で慣れ親しんだトップ下で起用されるも、ボールを受けるシーンは数えるほど。前半終盤にはゴール正面で一瞬フリーとなる場面もあったが、自慢の左足が唸りを上げることなく、インパクトを残せなかった。

 試合後には、「サブにライバルの真司が控えていて、結果を残さないと真司にポジションを取られるという危機感を持たないと話にならない。そこは反省しないといけない」と香川とのポジション争いに危機感を覚えている様子だった。しかし、海外メディアは本田の座は揺らがないと見ているようだ。

「2018年の日本のスター : ケイスケ・ホンダは日出ずる国の永遠のスター」

 このように見出しを打って、取り上げたのはスポーツニュースサイト「VAVEL」だ。オランダ、ロシア、イタリア、メキシコと渡り歩いてきたキャリアに触れながら、「ケイスケ・ホンダは稀有なフットボーラーだ。疑う余地のないクオリティーだけでなく、キャリアやカリスマ性、その全てで傑出している」と記している。

 そして、記事ではロシアW杯に臨む西野ジャパンでの状況についても言及。「今大会でも明確な主力」とし、「複数のポジションでプレー可能だが、やはりセンターフォワードの真後ろの位置(トップ下)になるだろう。真ん中にカガワ、左にイヌイの場合は、右でのスタートも考えられるだろう」と、トップ下起用以外に、香川との“共存”についても予想している。

 W杯グループリーグ初戦のコロンビア戦まで、残すテストマッチは12日のパラグアイ戦のみ。本田は残された時間で、自らがトップ下に相応しいとプレーで証明できるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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