宇宙でサッカー! W杯公式球を無重力空間でテスト「C・ロナウドやベイルのような…」

4年に一度のサッカー界最大の祭典を目前に、本大会で使用するボールのテストが宇宙で行われた【写真:Getty Images】
4年に一度のサッカー界最大の祭典を目前に、本大会で使用するボールのテストが宇宙で行われた【写真:Getty Images】

国際宇宙ステーション内でシュートやキャッチなど練習を実施

 ロシア・ワールドカップ(W杯)開幕まで残り2週間を切った。4年に一度のサッカー界最大の祭典を目前に、本大会で使用するボールのテストが行われた。しかし、その舞台はピッチではなく、なんと宇宙だ。

 ロシア人宇宙飛行士のアントン・シュカプレロフ氏とオレグ・アルテミエフ氏が、国際宇宙ステーション内で大会公式球「テルスター18」の蹴り心地やキャッチの感触を確認した。ロシア放送局「RT」が報じている。

 同記事では、「ゼログラビティでのフットボールスキルを明示した」と無重力の環境で練習を行ったことをレポートし、「レアル・マドリードのスターであるC・ロナウドやベイルが誇示するような数多くのボレーシュートを含む、様々なトリックプレーを披露した」と紹介している。

 使用されたボールは宇宙飛行士たちとともに、6月3日に地球へ帰還する予定となっている。W杯開幕戦のロシア対サウジアラビアは14日開催となるため、もしかするとこのボールが実戦で使用されるのかもしれない。

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