「W杯で点を取る」日本代表FW武藤が宣言、活躍を約束「立つだけでは意味はない」
ガーナ戦で大迫に代わって後半頭から出場、ロシアW杯に向けてSNSで心境綴る
西野朗監督率いる日本代表は5月31日、ロシア・ワールドカップに向けた大会登録メンバー23人を発表した。FW本田圭佑(パチューカ)やMF香川真司(ドルトムント)らが選出された一方、同30日の国際親善試合ガーナ戦メンバー26人の中からFW浅野拓磨(ハノーファー)、MF井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)、MF三竿健斗(鹿島アントラーズ)の三人が落選。そんななかFW武藤嘉紀(マインツ)は自身の公式ツイッターを更新し、「立つだけでは意味はない」とW杯での活躍を誓った。
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30日のガーナ戦(0-2)ではFW大迫勇也(ブレーメン)に代わり、後半頭から出場を果たした武藤。1トップに加え、岡崎慎司(レスター・シティ)と2トップを形成するなど45分間プレーした。絶好機を逃したこともあり、試合後には「今日外してしまったというのは変わらないので、これが本番じゃなくて良かった」と反省。23人の発表について「待つしかない」と心境を語っていた。
そんななか、武藤は23人のメンバー入りを果たした。会見翌日の1日に自身の公式ツイッターを更新すると、「幼き頃からの夢の舞台。立つだけでは意味はない」と心境を綴っている。さらに「ワールドカップで点を取る」と宣言。「ひたすらに泥くさく。チームのために。全ての支えを力に。『感謝』」と続けた。
前線にはエース格の大迫が君臨しており、熾烈なポジション争いを繰り広げているなか、「サコくんはやっぱりワントップで素晴らしいプレイヤー。そこを脅かさないといけない」と定位置奪取を誓った。その一方で、大迫や岡崎と前線で組む可能性も踏まえ、「もしかしたら2トップもあり得るかもしれない」とイメージを膨らませている。
ガーナ戦後、「本番で上手くいかなかったっていうのじゃ遅いので、練習中からしっかりとコンビネーションを確立していきたい」と意気込んだ武藤。「ワールドカップで点を取る」の言葉通り、ロシアW杯での活躍が期待される。
(FOOTBALL ZONE編集部)