「一言二言ズシっと重みのある言葉を…」 宇佐美貴史が語る恩師の“西野流”人心掌握術

宇佐美貴史が語る、恩師の“西野流”人心掌握術とは…【写真:Getty Images】
宇佐美貴史が語る、恩師の“西野流”人心掌握術とは…【写真:Getty Images】

G大阪時代の恩師と言える西野監督と再びタッグ「締めるところは締める」

 ロシア・ワールドカップ(W杯)を戦う日本代表の候補合宿が21日に始まった。27人から本番の23人に絞られるサバイバルとともに注目が集まるのは、30日のガーナ戦で初陣を迎える西野朗新監督の采配ぶりだ。1996年アトランタ五輪での“マイアミの奇跡”や、2000年代にガンバ大阪で一時代を築いた日本屈指の実績を持つが、その素顔を知る選手の一人がFW宇佐美貴史(デュッセルドルフ)だ。

「まあ、1年間に4回監督が代わったこともあるし、監督が代わったことに抵抗はないですね。監督が代わったら監督の志向するサッカーに取り組むだけなので。別に僕は監督が変わったことは完全に過去のことだと思っています。全くもって気にしていないです」

 自身を高く買ってくれたバヒド・ハリルホジッチ前監督の突然の解任、そして西野朗監督就任について宇佐美はこう話した。

 2018年に入ってゴールを量産し、3月の欧州遠征で代表復帰した宇佐美だが、かつてG大阪時代の09年にはプロデビューとなるACL初出場、初得点を記録して華々しい活躍を見せ、翌年にはベストヤングプレーヤー賞を受賞した。その当時チームを率いた指揮官こそ、西野監督だった。

 若き日の恩師と言える西野監督について、宇佐美は「締めるところは締める。それだけじゃなく、たまに天然なところを見せることもあります」と素顔を明かすとともに、このように話している。

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