日本代表、W杯躍進のキーマンは? 露メディアが指名「忙しい男となる」

開催国ロシアのメディアは、グループHは「トップを目指すにはタイトな争いとなる」と予測している(写真は3月27日のウクライナ戦)【写真:Getty Images】
開催国ロシアのメディアは、グループHは「トップを目指すにはタイトな争いとなる」と予測している(写真は3月27日のウクライナ戦)【写真:Getty Images】

日本の対戦国コロンビア、セネガル、ポーランドを分析

 ロシア・ワールドカップ(W杯)開幕まで1カ月を切り、各国が登録メンバーを発表するなどムードが高まっている。開催国ロシアの現地メディア「rt.com」でも出場国の現状に注目しており、日本代表が属するグループHは「トップを目指すにはタイトな争いとなる」と予測されている。

 同メディアは「それぞれスター選手を抱えるポーランド、セネガル、コロンビアの間でトップを争うことになるだろう。日本の場合はサッカー協会内のごたごたがあったものの、各チームは攻撃的なタレントを擁し、群雄割拠のグループになる」と紹介。バヒド・ハリルホジッチ前監督を解任し、西野朗監督の下で臨む日本について少々厳しい見立てをしているものの、どこが勝ち抜けてもおかしくないグループと見ているようだ。

 同メディアはそれぞれの国の注目選手を挙げている。ポーランドはFWロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)が「ベスト16進出のために必要なゴールを奪える世界クラスのセンターフォワード」、セネガルはFWサディオ・マネ(リバプール)が「セネガルで最も脅威を与える潜在能力を持つアタッカー」、コロンビアはMFハメス・ロドリゲス(バイエルン)が「コロンビアフットボール界のゴールデンボーイだ」とそれぞれ紹介されている。

 一方、日本はどう評価されているか。「ハリルホジッチ監督は香川真司(ドルトムント)、本田圭佑(パチューカ)らクリエイタータイプを何度か落選させ、より手堅くフィジカルな存在に頼っていたが、それをメディアから批判された。予選ではその戦略はハマったが、西野監督は名のある選手たちを復帰させざるを得ないだろう」と岡崎慎司(レスター・シティ)らの存在に触れている。

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