“神の子”メッシに新たな勲章 歴代単独トップとなる通算5度目のゴールデンシュー獲得

メッシは今季リーグ戦で36試合に出場し、積み重ねたゴール数は34に及んだ【写真:Getty Images】
メッシは今季リーグ戦で36試合に出場し、積み重ねたゴール数は34に及んだ【写真:Getty Images】

今季34得点で大ブレークのサラーやレバンドフスキらを抑えて欧州得点王に輝く

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、またもヨーロッパ最高の得点王となった。現地時間20日に行われたリーガ・エスパニョーラ最終節レアル・ソシエダ戦ではノーゴールに終わったものの、歴代単独トップとなる通算5度目のゴールデンシュー(欧州得点王)に輝いた。スペイン紙「マルカ」が伝えている。

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 ソシエダ戦のメッシは悲願の代表タイトルであるロシア・ワールドカップ(W杯)を見据えてか、後半22分にブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョに代わってピッチへ入った。シュートチャンスこそなかなか巡ってこなかったが、この日がバルサでのラストゲームだったスペイン代表MFアンドレス・イニエスタとともに好連係を見せた。

 そのメッシは、今季リーグ戦では36試合に出場し、積み重ねたゴール数は34に及んだ。ピチーチ(リーガ得点王)争いでは2位のレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの26ゴールに8点差をつけた。相変わらずの決定力を見せつけた一方で、今季のゴールデンシュー争いは熾烈な争いとなった。それはプレミアリーグで大ブレークを果たしたエジプト代表FWモハメド・サラーの存在だ。

 プレミア得点王に輝いたサラーは今季、驚異的なペースでゴールを量産してきたが、シーズン終盤戦は負傷とUEFAチャンピオンズリーグ決勝へ集中するためにプレー時間を抑え、32ゴールで今季を終えた。

 5大リーグではその他にもポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(バイエルン/29得点)、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン/28得点)と名うてのストライカーの名が並んだが、またもメッシにこの栄冠が渡ることとなった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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