ローマ監督が“悪童”バロテッリ獲得に興味 「素晴らしいクオリティーを持っている」
今季ニースで26試合16得点、セリエAの舞台に帰還なるか
今季のセリエAで3位となり、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したローマが、今夏の移籍市場のターゲットに“悪童”として知られるニースの元イタリア代表FWマリオ・バロテッリを狙っているようだ。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。
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今季、フランス1部のニースで26試合16得点を記録しているバロテッリだが、以前は母国イタリアのインテルやACミランなどでプレー。数々の問題こそ起こしてきたが、セリエAで再び彼の勇姿を見たいサポーターも多いはずだ。
そんなバロテッリに対して興味を示しているのが、ローマの指揮官であるエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督だ。「ESPN」はディ・フランチェスコ監督がイタリアスポーツメディア「メディアセット」に対して語ったコメントを引用。「サッスオーロの指揮官をしていた時に、私は彼を獲得しようとした」と語ったように過去にもバロテッリに興味を示していたことから、悪童が今夏に再びイタリアに帰還する可能性があると伝えている。
ディ・フランチェスコ監督は「まだ移籍市場での戦略を練る必要があるので、この件については後で考える」としながらも、「我々に何が必要なのかは分かっているつもりだ。ただ、マリオが素晴らしいクオリティーを持っていることは間違いない」とバロテッリを高く評価していることを明かした。
今季のローマはボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコが前線を務めることが多かったが、昨季にクラブ最高額で獲得したチェコ代表FWパトリック・シックも控えている。そういった状況の中でバロテッリが加入することになれば、当然競争が待っているのは間違いない。
果たしてバロテッリは、再びセリエAの舞台に戻り、“悪童”という言葉を撤回させるようなパフォーマンスを見せることができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)