最終節で首位ニュルンベルクに3-2勝利して逆転優勝、市庁舎広場で優勝セレモニー

　日本代表FW宇佐美貴史とFW原口元気が所属するフォルトゥナ・デュッセルドルフはリーグ最終節の首位ニュルンベルク戦で3-2と逆転勝利を収めて2部リーグ優勝を飾った。チームは地元で優勝セレモニーを行い、市庁舎広場には1万5000人近くのファンが集結。「ウサミ！」と大歓声が上がる動画を宇佐美が公式インスタグラムで公開している。

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　最終節を前に来季1部昇格を決めていたデュッセルドルフは、リーグ最終節で首位ニュルンベルクと直接対決。前半途中まで0-2とリードを奪われるも、同37分に宇佐美が頭で押し込み、4月15日のリーグ第30節ハイデンハイム戦（1-3）以来4試合ぶりとなる今季8点目で反撃の狼煙を上げた。後半14分に同点に追いつくと、アディショナルタイムにDFカーン・アイハンが劇的決勝弾を決めて3-2で勝利。2位だったデュッセルドルフが最終節で首位に返り咲き、2部優勝のタイトルを手にした。

　宇佐美は自身の公式インスタグラムを更新。デュッセルドルフの市庁舎広場で行われた優勝セレモニーの動画を公開した。ドイツ紙「エクスプレス」によると「1万5000人以上のファンが笑い、叫び、揺れ、応援した」と伝えている。

　ファンが一斉に「ウサミ！」と歓声を上げる動画もアップされており、宇佐美は「DANKE F95　素晴らしい一日でした。明日日本に帰ります」とコメントを綴った。ファンからは「ありがとう、ウサミ。ここに留まって」「最高の選手」などの声が上がっている。

　最高の形でシーズンを締めくくった宇佐美。6月のロシア・ワールドカップに向けて最終メンバー23人入りも期待される。