ネイマールの本心は!? 仏リーグMVP受賞で去就に言及「ちょっと飽き飽きしている」
1カ月後に控えたW杯に集中する姿勢を強調「PSGでやるべきことをやっている時だ」
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールは、ピッチ内でのプレー以上に、移籍市場の主役としてのイメージがついて回っている。昨夏のバルセロナからPSGへの移籍に次いで、今夏はレアル・マドリード加入が取り沙汰されているが、スペイン紙「マルカ」はイベントでネイマールが意味深な発言をしたと報じている。
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ネイマールはフランス・プロフットボール協会のアウォーズ(授賞式)で、リーグ・アンの今季ベストプレーヤーに選出。2018年に入ってから負傷離脱があったものの、ゴールにアシストと八面六臂の活躍でクラブにとって2年ぶりとなる国内タイトル奪還に貢献した。その功績が称えられたこともあってか、ネイマールの口はいつもより滑らかだったようだ。
「レアル・マドリードかマンチェスター・ユナイテッドのどちらかかって? みんな知っているだろうけど、僕はPSGでやるべきことをやっている時だ。そして、みんな僕の目的を知っていると思うし、僕にとって“今の”目的はワールドカップ(W杯)だ」
来月に控えたロシアW杯について、ネイマールが無理をせず万全の態勢で臨もうとしていることは周知の事実。今はPSGの選手であることを強調しつつ、同時に移籍についてはこのように話している。
「今は移籍について話すタイミングじゃないよ。今の状況について、僕はちょっと飽き飽きしているからね」
自らの去就について聞くのは時期が違うと、過熱する去就報道に釘を刺した格好だ。
しかし、ネイマールは現時点での状況を口にしたのみで、今後の動向を明言しているわけではない。PSGのナーセル・アル=ヘライフィ会長は「移籍は2000%ない」と強い言葉で表現しているが、果たしてネイマールの本心はどこにあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)