メッシが圧巻3発で「欧州ゴールデンシュー」首位奪還! 2年連続5度目の栄冠へ前進

(左から)レバンドフスキ、メッシ、サラー、カバーニ【写真:Getty Images】
(左から)レバンドフスキ、メッシ、サラー、カバーニ【写真:Getty Images】

デポルティボ戦のハットトリックでサラーを逆転し1位に浮上

 バルセロナは現地時間29日に行われたリーガ・エスパニョーラ第35節の敵地デポルティボ・ラ・コルーニャ戦に4-2で勝利し、2シーズンぶりのリーグ優勝を決めた。この試合で圧巻のハットトリックをマークし、またしてもチームを救ったのはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだった。

 全てのゴールを相棒のウルグアイ代表FWルイス・スアレスからのアシストで生み出したメッシは、これで今季リーグ戦でのゴール数を「32」とし、2位のレアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウド(24得点)との差を「8」に広げた。

 そしてメッシは、ヨーロッパ・ゴールデンシュー(欧州リーグ得点王)争いでも一歩前に出た。同賞は各国リーグでの得点数に、UEFAリーグランキングによって定められた係数をかけてポイントを算出し争われる。欧州5大リーグでは2倍のポイントが与えられるが、それ以外のポルトガルやトルコなどのリーグは1.5倍の計算となる。

 試合前までは、リバプールで覚醒しているエジプト代表FWモハメド・サラーが62ポイント(31ゴール)でトップに立っていたが、メッシがこの日のハットトリックで64ポイント(32ゴール)とし、逆転した。昨季に続き、2シーズン連続5度目の栄冠に一歩近づいた。

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