メッシは“ゴール未遂”数でも規格外! 今季のポスト&クロスバー直撃弾は驚異の13回

スペイン紙が報道、アラベス戦の前半終了間際に際どい一撃

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現地時間28日のリーガ・エスパニョーラ第21節アラベス戦で決勝点となる直接FKを叩き込み、2-1の逆転勝利を手にした。この試合でも圧倒的な決定力を発揮したメッシだが、得点以外にもある数字を一つ伸ばしていると、スペイン紙「スポルト」が報じている。

 試合はアラベスにカウンターで先制点を許す苦しい展開となったが、後半27分にウルグアイ代表FWルイス・スアレスの同点ゴール、同37分にはメッシが直接FKをねじ込んで勝ち越し。クラブ史上最長タイとなる開幕21試合連続無敗の立役者となった。

 そのメッシだが、実は前半終了間際にも一本際どい一撃を蹴っている。それは前半43分のこと。ゴールやや右約25メートルから蹴った直接FKは相手GKから逃げるような軌道を描いたものの、GKに触れられたボールはポストをかすめてゴールはならなかった。同紙によると、実はこのシュートによってメッシは今シーズンなんと13度目のポスト、もしくはクロスバー直撃となったのだという。

 バルセロナびいきの同紙ということもあり、ある選手との比較をしている。それはレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだ。現時点でロナウドは8ゴールを挙げているが、ポストないしクロスバー直撃は6回になっている。決まっていないという点では同じだが、際どいシュートの数もやはりメッシが多いことが分かる。

 もしもの話だが、メッシが枠に嫌われたシュートが全部入っていたら――。現在20得点のメッシは“33ゴールをマークしていることになる。30歳となって迎えたシーズンも、メッシの存在感が揺らぐことはない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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