「強く、堅実で、組織化」 浦和を称賛するアルジャジーラ名将、“番狂わせ”へ不敵な笑み

世界的名監督テン・カテ氏が率いるアルジャジーラと浦和がクラブW杯で激突

 浦和レッズはFIFAクラブワールドカップの初戦で9日(現地時間20時30分/日本時間10日1時30分)に開催国代表アルジャジーラ(UAE)と対戦するが、試合前日会見に出席した敵将である世界的名監督ヘンク・テン・カテ氏は「失うものは何もない」と宣言した。浦和についての分析を着々と進め、「試合を見に来てくれれば全てが分かる」と不敵な笑みを浮かべている。

 アルジャジーラは6日の初戦でオセアニア王者オークランド・シティ(ニュージーランド)を1-0で破り浦和との試合に駒を進めた。敵将は浦和戦に向けて「とても難しい試合になるが、オークランドに勝利したことで我々は自信をつけている。負けに来たわけではないし、失うものは何もない。確かに我々はUAEの代表という小さなチャンピオンで、彼らは大陸王者だ。しかし、勝利への意志は強く持っている」と、“番狂わせ”を虎視眈々と狙っている。

 そして、浦和について称賛しつつ、詳細な分析を行っていることが明らかになった。

「彼らはアジアの勝者でとてもクオリティーが高い選手がいる。右も左も、両サイドが素晴らしいチームだ。とても強く、堅実で、組織化されている。ここ数試合のリーグ戦では負けているが、見る限りは大会によってプレースタイルを変えているようだ」

 

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