白熱のJ1「ラスト4」 “2差”で優勝を争う鹿島と川崎はアウェー戦 18位新潟は今節にも降格決定

鹿島、川崎とも天皇杯敗戦から中3日で敵地に乗り込む

 J1リーグは29日に行われる第31節で残り4節の戦いとなるが、優勝争い、残留争いとも対象となるチームが絞られてきている。

 まずは今節の対戦カードは以下の通りだ。

新潟 vs 鳥栖(14:00/デンカS)

磐田 vs 横浜FM(15:00/エコパ)

柏 vs 川崎(16:00/柏)

甲府 vs 神戸(16:00/中銀スタ)

G大阪 vs 仙台(16:00/吹田S)

C大阪 vs 大宮(16:00/金鳥スタ)

広島 vs 浦和(16:00/Eスタ)

札幌 vs 鹿島(16:00/札幌ド)

FC東京 vs 清水(17:00/味スタ)

 優勝争いは、鹿島アントラーズ(勝ち点64)と川崎フロンターレ(同62)の2チームに絞られた感がある。3位の横浜F・マリノス(同55)は鹿島から9ポイント差と、数字上は可能性を残しているものの、実質的にマッチレースと言える局面に突入した。

 まず首位の鹿島は今節、敵地に乗り込んでコンサドーレ札幌(同34)と対戦する。札幌は前節の勝利で降格圏との差を7ポイントまで広げ、残留へ大きく前進したばかり。鹿島は水曜日に天皇杯でヴィッセル神戸と戦い、PK戦までもつれ込んだ末の敗戦から中3日での札幌行きという日程が、最大の敵になりそうだ。

 2位の川崎も敵地で、5位の柏レイソル(同54)と対戦する。両者は水曜日の天皇杯でも対戦し、そこでは柏が1-0で勝利した。川崎にとってはリベンジマッチになるが、柏から見れば川崎対策に手応えを得た直後の再戦となる。逆転優勝を狙う川崎にとっては、この難敵を乗り越えることができるかどうかが、ラスト3節の状況を大きく変えるポイントになりそうだ。

 

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