“森保ジャパン”誕生! J1優勝3度の名将が五輪監督就任「世界に日本の名を轟かせたい」

今年7月にJ1広島の監督を辞任 確かな戦術眼と育成手腕に定評あり

 日本サッカー協会(JFA)は12日、2020年の東京五輪に向けた日本代表監督に今年7月までJ1サンフレッチェ広島を率いていた森保一氏が就任することを発表した。

 JFAは同日に理事会を開催。一部報道では、森保氏の五輪代表監督の就任の可能性が挙がっていたが、この日正式に承認され、正式発表に至った。

 現役時代は守備的MFとして活躍した森保氏。1993年のアメリカ・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選イラク戦の「ドーハの悲劇」を味わったメンバーの一人だ。引退後は年代別代表のコーチなどを経て、2012年に広島の監督に就任。同年に日本人新人監督としては松木安太郎氏以来2人目となるJ1優勝を果たし、翌年には連覇を達成した。確かな戦術眼と育成手腕に定評があり、2015年にもリーグを制して計3度のタイトルを獲得したが、今季は成績不振で7月に辞任していた。

 “森保ジャパン”は今後、来年1月に中国で開催されるU-23アジア選手権に向けて始動していくことになる。

 

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