絶体絶命のピンチで浦和GK西川が好守 チームの窮地救った右手一本のスーパーセーブ

敵地磐田戦、あわや決勝点献上の場面で西川が圧巻のパフォーマンス披露

 浦和レッズは17日のJ1第26節、敵地ジュビロ磐田で先制を許すも、エースFW興梠慎三が得点ランキング単独トップに立つ同点ゴールを叩き込み、1-1のドローに終わった。白熱する試合の終盤、浦和の守護神・西川周作が圧巻のパフォーマンスを披露。あわや決勝点献上という場面でチームを助けるビッグプレーが飛び出した。

 台風18号が接近するなかで行われた一戦は浦和がゲームを支配するも、前半21分に好機を迎えた磐田が均衡を破る。右サイドの低い位置でFKを得ると、元日本代表MF中村俊輔は中央に浮かしたボールを送り、DF高橋祥平がヘディングシュート。浦和GK西川が至近距離で一度食い止めたが、ゴール前に浮いたボールにMFムサエフが飛び込み先制点を奪われた。

 1点を追う浦和は後半34分、MF青木拓矢が最終ラインの裏へ浮き球のパスを供給すると、巧みにライン間を抜け出した興梠が磐田GKカミンスキーと入れ替わるようなヘディングシュートを決め、同点に追いついた。

 その後は互いにゴール前で仕掛け合う展開となるなか、後半45分に浦和は大ピンチを迎える。磐田MFアダイウトンが力強いドリブルで二人を翻弄し、エリア内へ侵入してラストパス。中央で待ち構えていた途中出場のMF松浦拓弥が余裕を持って右足でゴールを狙った。

 

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