ドルトムントがデンベレの放出を否定 バルセロナからのオファー拒否を公式発表

バルセロナから白羽の矢が立つも、価値の見合うオファーではなく…

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、バルセロナから届いたフランス代表MFウスマン・デンベレへのオファーが選手の価値に見合うものではなかったとして拒否したことを公式声明で明かした。

 バルセロナは今夏の移籍市場でブラジル代表FWネイマールがパリ・サンジェルマンへ移籍。その後釜には、リバプールのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョと並んで、デンベレの名前が取り沙汰されていた。

 ドルトムントはバルセロナからオファーが届き、話し合いを行った上でこれを拒否したと発表。オファーはデンベレの価値に見合うものではなく、現在の移籍市場での相場にも合致するものではないとした。新たなオファーは届いておらず、今夏のバルセロナ移籍は起こらないだろうとの見通しを明かしている。

 一方で、デンベレは現地時間10日のチーム練習に姿を見せていないことが発覚。記者会見でペーター・ボス監督も認めている。さらに、仏紙「レキップ」では20歳のドリブラーはバルセロナへ向かうものとも報じられるなど情報が錯綜している。それでも、ドルトムントは正式な形で声明を出しており、移籍の可能性は低そうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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