広州恒大パウリーニョ、バイエルン移籍秒読みに 欧州“Uターン”の裏に日本人ポルノ女優騒動も?

アンチェロッティ監督が熱望するパウリーニョの欧州復帰が目前に

 広州恒大のブラジル代表MFパウリーニョのバイエルン・ミュンヘン移籍が間もなく決定することを、英紙「デイリー・メール」が報じている。

 パウリーニョは2015年夏にトットナムから広州恒大へ移籍。以降は中心選手として、チームをアジア王者へと導く原動力となった。先月12日には、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第4節で川崎フロンターレと対戦するために来日し、等々力陸上競技場で世界レベルのプレーを披露していた。

 バイエルンのカルロ・アンチェロッティ監督は、以前からパウリーニョに熱視線を送っていたが、いよいよ獲得へ向けて本腰を入れているようで、移籍決定は目前に迫っているという。実現すれば、欧州5大リーグのトップクラブから中国へ“爆買い”され、再び欧州5大リーグのトップクラブへと舞い戻る、これまでにないUターン移籍となりそうだ。

 一方で、パウリーニョはポルノ女優の葵つかささんとオンラインギャンブルのプロモーション活動をしていたことが法律に触れるとして、中国で大きな波紋を呼んでおり、国外追放の可能性が指摘されていた。所属する広州恒大からも公に警告と非難を受けていたこともあり、パウリーニョを取り巻く騒動が欧州復帰に影響をもたらした可能性もありそうだ。

 いずれにせよ、3月に行われたワールドカップ南米予選のウルグアイ戦(4-1)でハットトリックを達成しているパウリーニョの加入は、バイエルンにとって大きな戦力補強になることは間違いない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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