本田、決勝弾も3度のバー&ポスト直撃を反省 「非常に悔しい」

「あれを決めないと大事な試合は勝てない」

 日本代表FW本田圭佑(ACミラン)がアジアカップ1次リーグ第2戦、イラク戦での1-0勝利にも不満の色を見せた。

 前半23分に自ら獲得したPKを冷静に成功させた背番号4。しかし、その直前の同17分にはDF長友佑都(インテル)の左サイドからの絶妙のクロスにフリーで走り込んだが、ヘディングシュートは右ポストを直撃。後半2分には右足で放ったミドルシュートが、これもバーを直撃した。さらに同20分にも左サイドを抜け出したMF清武弘嗣(ハノーバー)が上げた絶好のクロスにフリーで走り込んだが、これも右足シュートが右ポストに当たり、好機を決めきれなかった。

 本田は2試合連続でPKを決め、勝利に貢献したものの、再三の決定機を外したことを反省。「あれを決めないと大事な試合は勝てない。非常に悔しい」と悔しさをにじませた。

 前々回大会の覇者イラクに勝利し、グループリーグ2連勝で首位をキープした日本。次のヨルダン戦で引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる。大会連覇を目指す中、決定力に不安を残した本田だが、体の状態については「ちょっとずつ上がってきている。コンディションは手応えを感じている」と自信を見せており、今後の爆発が期待される。

【了】

 

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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