メッシがC・ロナウドを絶賛「ぜひとも同じチームでプレーしてみたい」

7年間、たった2人で世界最高の栄誉を争ってきた両者

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、レアル・マドリードのポルトガルFWクリスティアーノ・ロナウドに賛辞を送っている。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 今年度は世界最優秀選手に送られる「FIFAバロンドール」にロナウドが選出され、世界最高の座を手にした。一方、メッシは、投票数2位に終わり、後塵を拝した。しかし、バルセロナのエースは、長きに渡ってライバル関係を築いているレアルのエースに賛辞を惜しまず、チームメートとして共にプレーしたいと願望を語った。

「僕は、間違いなく彼がベストだったと思うよ。トップに立つことは難しいことだ。私は多くの素晴らしいプレイヤーと共にプレーできていることに充分幸せを感じているが、ぜひとも彼とも一緒にプレーしてみたい」

 また、ロナウドも受賞後のインタビューで「私は自身がバロンドールに値すると思っていたが、それはメッシにも言えることだ。メッシも、それに値した」との発言を残していた。

 メッシは2009,10,11,12年の計4回、ロナウドは08,13,14年の計3回、バロンドール受賞に選出されており、ここ7年間の世界最高選手の栄誉をたった2人のみで勝ち取っていることとなる。

 バロンドールの他にも、リーガやチャンピオンズリーグの得点王、またはクラブとしても優勝を争うなど、世界の頂点を競うライバル関係にある両者だが、2人の間には確かなリスペクとが存在するようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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