韓国がA組最下位のリッピ中国に0−1でよもやの不覚…  敵地でW杯最終予選初白星を献上

トットナムFWソンの出場停止が響く

 

 ワールドカップアジア最終予選で中国代表がホームで韓国を1-0で下し、今回の最終予選初白星を挙げた。

 グループA最下位だった中国は昨年10月にイタリア代表を率いて2006年のドイツ・ワールドカップを制した経験を持ち、中国の広州恒大を率いた経験のある名将、マルチェロ・リッピ監督を招聘していた。前半34分にFWユ・ダバオが先制ゴールを挙げると、AFCチャンピオンズリーグでは広州恒大の一員としてJリーグ勢とも対戦してきた“中国のセルヒオ・ラモス”の異名を持つDFチャン・リンペンなどを中心にした堅守で守り切った。

 一方、韓国はエースでプレミアリーグ・トットナム所属のFWソン・フンミンが出場停止だったこともあり、攻めきれなかった。

 これで中国は勝ち点を5に伸ばした。韓国は今予選2敗目で勝ち点10にとどまり、ウズベキスタン、シリアとの熾烈な2位争いに巻き込まれる結果になった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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