レスター岡崎に追い風 昨季優勝メンバーを重宝するシェイクスピア暫定監督、今季指揮継続へ

シェイクスピア暫定監督からの信頼が厚い岡崎、ここ2試合は連続スタメン出場

 レスター・シティは成績不振から昨季のイタリア人優勝監督、クラウディオ・ラニエリ氏をタイトル獲得からわずか9カ月で解任した。現在はアシスタントコーチのクレイグ・シェイクスピア氏が暫定監督として指揮を執っているが、どうやらクラブはシーズン終了まで同氏に大役を任せることになりそうだ。日本代表FW岡崎慎司にとっては追い風となる人事となるかもしれない。英地元紙「レスター・マーキュリー」が報じている。

 

 

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 ラニエリ前監督は2月のUEFAチャンピオンズリーグ、セビージャ戦(1-2)での敗戦直後に解任が発表された。リーグ戦では降格圏間近に沈み、FAカップでも3部のミルウォールに敗れるという低空飛行のなかでクラブは監督交代に踏み切った。後任にはロベルト・マンチーニ氏やロイ・ホジソン氏といった大物監督の名が取り沙汰されたが、シェイクスピア暫定監督の指揮の下でチームは強豪リバプールを撃破するなど2連勝を飾った。

 最新のレポートによれば、少なくとも今シーズン終了まではシェイクスピア体制が続く見込みだという。非公式なものではあったものの、クラブのオーナー陣はシェイクスピア暫定監督の正式な指揮官就任の可能性についても話し合いを行っていた模様だ。

 今季はレギュラーから外れることも多かった岡崎にとっても追い風となるかもしれない。ラニエリ前監督のラストマッチとなったセビージャ戦では出番のなかった岡崎だが、2連勝したリバプールとハル・シティ戦ではスタメン出場。シェイクスピア監督は昨季の優勝メンバーを重宝しており、岡崎への信頼も厚いようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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