スペイン紙が歴代スターの”リーガPK失敗率”を算出 10%台と圧巻の高精度を誇った2人とは

セルタ戦でPK失敗のトーレスは32.1%

 アトレチコ・マドリードの元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは、現地時間11日に行われたリーガ・エスパニョーラ第22節セルタ戦で、ゴールとマーカーを背にしながら芸術的な放物線を描くシュートでスーパーゴールを叩き込んだ。その一方で前半途中にはPKを失敗したが、スペイン紙「マルカ」はトーレスらリーガでの“PK失敗率”を算出している。

 トーレスは0-1と相手に先手を取られた前半11分、左サイドから入ったボールをペナルティーエリア左45度で相手マーカーを背負って受けると、トラップで浮いたボールをバイシクル気味に一閃。鮮やかな軌道を描いたボールはゴール右隅へと収まり、相手GKはただ見送るしかなかった。

 掛け値なしのスーパーゴールを決めたトーレスだったが、前半29分にはまさかの展開が待っていた。味方MFカラスコの獲得したPKでキッカーを務めて、思い切り右足を振り抜くも、シュートはクロスバーを直撃して失敗。最終的に試合には3-2で勝利したものの、トーレスにとっては悔しさの残る結果となった。

 この失敗を受けて、同紙はリーガで数多くのPKを務めた経験を持つ選手たちの“PK失敗率”をリサーチ。トーレスは計28回のうち、9回のミス。その失敗率は32.1%に及んでいるという。

 

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