W杯参加国が現行32カ国から48カ国に大幅増か FIFA会長は新たな大会方式に変更の意向

16カ国がシード国となり、残りの32カ国がノックアウト方式の1試合を戦う

 国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティノ会長が、ワールドカップ(W杯)について現行の32カ国参加から48カ国参加の方針に変更する意向を明らかにした。英公共放送「BBC」が報じている。

 インファンティノ会長は1月のFIFA会長選でW杯の出場国枠を40カ国に拡大する案を公約に掲げていたが、大幅増を目論んでいる。参加国のうち、16カ国がシード国となる。シードから外れた32カ国がノックアウト方式の1試合を戦い、32の代表チームがグループステージを戦う大会形式を新たに提案している。

 「32チームよるワールドカップは継続となるが、48チームがパーティに参加できる。FIFAの考えは世界中にフットボールを広げること。ワールドカップは最大のイベント。大会以上の存在で、社会的なイベントなんだ」と会長は語っている。

 汚職による高官の逮捕などスキャンダルにまみれたFIFAだが、新方式のワールドカップでフットボールファンの信頼を取り戻すことができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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