6戦連続先発落ちの本田に構想外危機が迫る? 試合前にはミラン公式SNSで“ベンチ外”騒動も

まさかのベンチメンバー“記入漏れ” チームはフィオレンティーナと0-0ドロー

 ACミランの日本代表FW本田圭佑に激震が走った。25日の敵地フィオレンティーナ戦に向けたメンバーをクラブの公式ツイッターが発表した際に、本田の名前はスタメンはおろかベンチメンバーにも記載されていなかった。しかし、しばらくして訂正が入り、今季リーグ戦で開幕から6戦連続のベンチスタートと発表された。しかし、0-0のスコアレスドローに終わったゲームで、本田に出場機会は訪れなかった。

 試合前日の記者会見で、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が「本田は非常にプロ意識が高い選手だ。本当だ。最高に高いレベルの選手。少しずつ、少しずつだが、プレーするスペースを見つけている」と評価した矢先の出来事だったが、クラブ側の事務的なミスであり、負傷や完全な構想外という最悪の事態ではなかった模様だ。

 モンテッラ監督にとって古巣対決となったこのフィオレンティーナ戦で、ミランは今季の定番となっている右からスソ、カルロス・バッカ、エムベイエ・ニアングを並べる3トップでスタートした。

 ともに攻撃的なサッカーを志向するモンテッラ監督とパウロ・ソウザ監督のチームとあって、比較的オープンに仕掛け合うゲームになったが、最初に最終ラインが決壊したのはミランだった。前半22分、ミランは1本のスルーパスで完全に左サイドを割られると、中央へのボールをDFダビデ・カラブリアがクリアミス。相手MFボルハ・バレロにボールを奪われると、カラブリアが後ろから手を掛けて倒しPKとなった。

 

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